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トイレの詰まりには様々な原因があります。物を落としてしまったとか異物による便器の詰まり、物を落とさなくてもトイレットペーパーを大量に流してしまったり、便秘気味の大便やバリウムで固まった大便なども詰まってしまいます。また、便器から先の汚水管内の詰まりなどもあります。

今回は便器から先の汚水管や下水管、外桝の詰まりのお話しです。

家の裏側にある四角型や丸型のコンクリートのフタ、丸い塩ビのグレーのフタなど見たことがありますよね。これを桝と呼びます。

フタを開けて見てみると、流し台・風呂場・洗濯機・洗面器などの排水管、トイレの排水管などが合流して、道路地下の公共下水に流れる様が見て分かります。

トイレが完全に流れなくなってしまったり(時間が経つと少しずつ水が引いたり)、流した後にボコボコ音がした時に、この外桝のフタを開けてみると、桝の中が満水状態の場合があります。大元の排水管が詰まってしまい流れなくなってしまった状態です。

どうして詰まってしまうのか?

 

※かなりグロテスクなのでモザイクを掛けてあります。流れなくなってしまった汚物が満タン状態です。

外桝のつまり

外桝詰まりの原因

その1.木の根

コンクリート桝の場合、経年で浸食したコンクリートと塩ビパイプの隙間から、付近に植わっている木の根が侵入し内部で増殖してしまいます。

木にとっては最高の肥料ですからね。 びっくりするくらい、場合によっては何メートルもパイプの中に侵入します。

外桝のつまり

その2.桝コンクリートの破損・土砂や砂利の流出

経年で浸食したコンクリートの隙間から水が少しずつ流れ出し水の道ができてしまいます。水の道ができてしまうと、桝の下の土が流されてしまい空洞になってしまいます。それによりコンクリートが割れて破損してしまうんです。

また、コンクリート桝の排水が流れる部分(インバート)は、「モルタル」と言ってセメントと砂だけを混ぜ合わせたもので作られているため、経年劣化で崩れてしまうことがあります。

※インバートは職人さんがコテを使って手作りで作成します。(丸いフタのコンクリート桝は最初からインバート付きもあります。)

外桝つまりの原因

 

外桝のつまり

更に大きな穴があくと、桝の周りの土砂や砕石が穴から流れ込んできます。流れ込んだ土砂や砕石は排水管内に堆積され、やがて汚物が引っかかり詰まってしまいます。

下の写真は排水管内に堆積してしまった土砂や砕石を取り出したものです。

外桝のつまり

その3.封水用の排水トラップが外れる

完全に差し込まれていなかったり、排水トラップ(排水エルボ)に溜まった汚れや水の重みで、抜けてしまい脱落してしまうことがあります。脱落した排水エルボが排水の通り道を塞ぎ詰まってしまいます。

外桝のつまり

 

その4.勾配不良

経年で地盤の変化などにより、メインの排水管の勾配が無くなってしまうことがあります。排水管の真ん中辺りがたるんでしまったり、傾斜がなくほぼ水平になってしまったり、逆勾配になったりします。

詰まっていない状態で桝のフタを開けてみて、桝の底に常時水が溜まっていたら、勾配に問題がある可能性があります。

 

その2とその4について、完全にに直すには素人では難しいです。土を掘り起こして桝やパイプをそっくり交換しなくてはいけない場合もありますので、「自分で直す!」に反しますがプロにお願いしましょう。

かなり器用で力仕事にも自信のある方はできないこともないです。

詰まりを自分で直す

プロに依頼すると高圧洗浄機で詰まりを除去します。作業もあっと言う間に終わってしまいます。

専門的な作業なので、費用もかなり掛かります。

これを高圧洗浄機無しで自分で直そう!ということですから、それなりの覚悟で臨みましょう(笑)例えば汚いとか、臭いとか…(^^;;

詰まっている箇所を特定する

トイレに一番近い桝のフタを開けます。満水になっていると思います。

そこから下流側に向かって順番に開けていき、水が溜まっていない桝を確認します。

どの桝で詰まっているのかを特定できると思います。

汚物やペーパーがてんこ盛りになっている思いますが(^^;; あまり気にせずに「無」の状態になり、淡々と作業しましょう(^^;;

汚水の溜まりが浅く根っこが見えている状態なら、引き抜けば比較的かんたんに詰まりが抜けます。

かなり水分がこされて塊になってしまっている場合は、ホースを引っ張ってきて水でほぐしながら流します。

水である程度きれいに掃除してから、細かい根っこを取り除きます。

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満水で状態が分からない場合

詰まっている大元の桝を特定したら、桝の中の下流側のパイプの辺りを、バールや棒状のもので(根っこはかなり強力なので、強度のあるもの)突いてみます。

排水管の穴を塞いでいる根っこをほぐすイメージです。

多少でも水が引き始めたら、ホースで水をかけながら根気よく流していきます。

水が引ききったら、あとはホースできれいに洗い根っこを取り除きます。

排水トラップが外れて落下し塞いでいるだけでしたら、これを取り除けば一気に解消します。

根っこかトラップかの判断基準は、棒で突いてたときの感触でわかります。

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まとめ

中々上手くいかなくても大丈夫です。構造は単純ですから、ただ根っこが生えて塞いでいるだけですからね。

昔は高圧洗浄機はありませんから、下流側から竹の棒で突いたり、ホースを押し込んで勢いよく水を流したりしたようですよ。

もちろんこの原始的な手法は今でも通用します。構造をイメージすれば詰まりは抜けます。

この節約はかなり大きいですよ!頑張って直してみましょうね(^○^)v

根っ子を取る便利な道具↓です。手を汚さずガシガシ取れます。

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