外桝の詰まりを直す

トイレ

自分で直す!外桝の詰まり

投稿日:2016年4月7日 更新日:

トイレの詰まりには様々な原因があります。物を落としてしまったとか異物による便器の詰まり、物を落とさなくてもトイレットペーパーを大量に流してしまったり、便秘気味の大便やバリウムで固まった大便なども詰まってしまいます。また、便器から先の汚水管内の詰まりなどもあります。

今回は便器から先の汚水管や下水管、外桝の詰まりのお話しです。

家の裏側にある四角型や丸型のコンクリートのフタ、丸い塩ビのグレーのフタなど見たことがありますよね。これを桝と言います。

フタを開けて見てみると、流し台・風呂場・洗濯機・洗面器などの排水管、トイレの排水管などが合流して、道路地下の公共下水に流れる様が見て分かります。

トイレが完全に流れなくなってしまったり(時間が経つと少しずつ水が引いたり)、流した後にボコボコ音がした時に、この外桝のフタを開けてみると、桝の中が満水状態の場合があります。大元の排水管が詰まってしまい流れなくなってしまった状態です。

どうして詰まってしまうのか?

 

※かなりグロテスクなのでモザイクを掛けてあります。流れなくなってしまった汚物が満タン状態です。

外桝のつまり

外桝詰まりの原因

その1.木の根

コンクリート桝の場合、経年で浸食したコンクリートと塩ビパイプの隙間から、付近に植わっている木の根が侵入し内部で増殖してしまいます。

木にとっては最高の肥料ですからね。 びっくりするくらい、場合によっては何メートルもパイプの中に侵入し繁殖しています。

 

外桝のつまり

 

その2.桝コンクリートの破損・土砂や砂利の流出

経年で浸食したコンクリートの隙間から水が少しずつ流れ出し水の道ができてしまいます。水の道ができてしまうと、桝の下の土が流されてしまい空洞になってしまいます。それによりコンクリートが割れて破損してしまうんです。

また、コンクリート桝の排水が流れる部分(インバート)は、「モルタル」と言ってセメントと砂だけを混ぜ合わせたもので作られているため、経年劣化で崩れてしまうことがあります。

※インバートは職人さんがコテを使って手作りで作成します。(丸いフタのコンクリート桝は最初からインバート付きもあります。)

 

外桝つまりの原因

 

外桝のつまり

 

更に大きな穴があくと、桝の周りの土砂や砕石が穴から流れ込んできます。流れ込んだ土砂や砕石は排水管内に堆積され、やがて汚物が引っかかり詰まってしまいます。上の写真で、パイプの下側の左右に穴が空いているのがわかりますか?隙間から水が流れ込み水の道ができてしまい、モルタルの下は殆ど空洞になっています。

バールなどで突けば、ボロボロと崩れてしまう状態です。

 

外桝のつまり

 

上の写真は排水管内に堆積した土砂や砕石を取り出したものです。埋設してある配管が破損して、そこから土砂や砕石が流入していました。バケツで3杯分ありましたが、既に流れてしまった土砂を入れたら、相当な量が流入したと思われます。

現場はアパートだったのですが、桝の回りはコンクリートで固められた通路になっていて、桝の回りのコンクリートの下は、おそらく空洞になってしまっているため、陥没して穴があいてしまう可能性があります。

 

その3.封水用の排水トラップが外れる

完全に差し込まれていなかったり、排水トラップ(エルボ)に溜まった汚れや水の重みで、抜けてしまい脱落してしまうことがあります。脱落したエルボが排水の通り道を塞ぎ、汚物やトイレットペーパーが詰まってしまいます。

 

外桝のつまり

 

その4.勾配不良

経年で地盤の変化などにより、メインの排水管の勾配が無くなってしまうことがあります。排水管の真ん中辺りがたるんでしまったり、傾斜がなくほぼ水平になってしまったり、桝自体が沈下していまい逆勾配になることもあります。

詰まっていない状態で桝のフタを開けてみて、桝の底に常時水が溜まっていたら、勾配に問題があります。

 

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