トイレつまりローポンプ使い方

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【必見!】プロが使用するローポンプスーパープラスでトイレのつまりを簡単に直す

2017年7月8日

トイレの詰まりを直す道具と言えば、一般的にラバーカップ(通称すっぽん)を使用する方が多いと思います。大便やトイレットペーパーの軽い詰まりでしたら、かなり活躍してくれる道具ですが、正直なところ、あまり使い勝手は良くありません。プロがラバーカップを使うこともありません。それではどんな道具を使ってトイレの詰まりを直すのか。

ここではプロが使用しているトイレの詰まりを直す道具について説明します。

 

この記事を読んで分かること

自分で使う難易度 

プロが使用するローポンプスーパープラスについて知ることができる

ローポンプスーパープラスの使い方が分かる

 

プロ御用達のローポンプスーパープラス

 

おそらく専門業者の100%が使用している道具が「ローポンプスーパープラス」です。異物を流してしまったり、大元の排水管が詰まったりした場合を除いて、大便やトレットペーパーなど通常の詰まりであれば、超簡単に短時間で直すことができる道具です。

あまりにも簡単に詰まりを除去できるため、作業をしているところを見せたがらない業者も居るのでは?と思うほどの道具です。

空気の圧縮を利用して詰まりを解消する道具で、ハンドル操作で強力な吸引と吐き出しが可能です。トイレの詰まり以外にも、ユニットバスや洗面器の排水の詰まりにも使用することができます。

 

 

ローポンプスーパープラスの使い方

 

基本的な作業の手順と使い方を説明します。

 

トイレの詰まりを直す

 

詰まって溢れてしまいそうなトイレですが、自主規制でモザイクを掛けさせて頂きました。

便器の左上に写っているのがローポンプスーパープラスです。20年以上前の旧式タイプなので、現在販売されているものとは、形に多少の違いがあります。

使い方は超簡単です。ローポンプの先端を便器の排水の穴に差し込み、レバーをグイッと引いたり押したりするだけです。

 

トイレの詰まりを直す

 

この写真はアッと言う間に詰まりが抜けてしまった後の写真ですが、完全に詰まっていて、水がほぼ満水の状態でローポンプを差し込むと、便器から水が溢れて床を汚してしまいます。

灯油などの移し替えで使うスポイトで、1/3くらい水を抜いてから作業します。

 

使い方の最大のポイント

使い方はレバーを「引く」のが基本です。始めからレバーを押して詰まりが抜けることもありますが、余計に押し固めてしまったり、詰まりが抜ける前に水が溢れてしまうことがあります。あくまでも始めは「引く」のが基本です。引いてみて水が多少抜けてきたら、今度は「押す」です。イメージとしては、詰まっている汚物を引いてほぐしてから、砕けた汚物を一気に「押す!」というイメージです。

 

サイフォンゼット式便器のコツ

便器の排水口に小さな穴や四角い穴が開いているサイホンゼット式の便器は、それぞれの穴よりも奥に先端を差し込むようにします。穴よりも手前だと圧力が逃げてしまうので、グイッと奥まで差し込んで作業します。

 

ヤマちゃん
ヤマちゃん
今までラバーカップを使っていた方は、このローポンプスーパーを使うと、おそらくカルチャーショックを受けると思いますよ!ほんと、超、超、簡単に詰まりが抜けてしまいますから。

 

 

ローポンプスーパーの用途

 

対応するトイレの詰まり

 

芳香剤のフタ、タワシ、ボールペン、スマホ、子どものオモチャなどの異物は、レバーを「引く」ことにより、手前に引っ張り出すことができることもありますが(試す価値あり)、更に先の方で引っ掛かってしまうと、ローポンプでは対応が難しいです。そのときは便器を外しましょう。

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また、便器より先の排水管で詰まっている場合も対応できません。外桝を開けてみましょう。

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便器の詰まりでは、大量のトイレットペーパー、溶けない箱ティッシュ、便秘気味の大便、バリウムが混ざった大便、生理用ナプキン、雑巾、オムツなどは詰まりを抜くことができます。

※但し、生理用ナプキン、雑巾、オムツなどは、鏡で覗いて見て見えるところに引っ掛かっている場合に限ります。奥まで入ってしまうと、生理用品やオムツは水分を吸って膨張してしまうため、便器を外さないと取り出せないことが多いです。

 

ココがポイント

ペーパーや大便など解しやすいものは、「引いて」→「ゆっくり押して」→「小刻みに引いて押して」と、詰まっているものを解すイメージです。力強く押してはダメですよ。押し固めない程度に解すイメージです。

生理用ナプキン、雑巾、オムツなどは解すことができないし、生理用ナプキンやオムツは便器内部で膨張してしまうので、レバーを引いて吸い出すイメージで作業します。

 

トイレ以外の箇所

 

この強力な道具は様々な場面で活躍してくれます。トイレ以外では、ユニットバスの排水トラップの詰まり、洗濯機防水パンの排水トラップの詰まり、キッチン流し台の排水ホースの詰まり、洗面台排水トラップの詰まりなどに使えます。

これらの箇所でも、使い方の基本は「引く」です。

 

ココに注意

洗面器はオーバーフローから、ユニットバスは浴槽の排水やオーバーフロー、洗面器の排水などから空気を吸ってしまい真空にならないので、穴に雑巾などを詰め込んで作業します。

 

 

洗面器排水の詰まり

 

洗面器排水の詰まり

 

 

【プロが使用するローポンプスーパープラスでトイレのつまりを簡単に直す】まとめ

 

何度も言いますが本当に重宝する道具です。ペーパーや大便の詰まりであれば、拍子抜けするくらい簡単に詰まりを解消することができます。今までラバーカップを使っていた方は、「え?本当に?こんなに簡単に直せるの?」と驚かれると思います。

金額は13,000円前後と、一般の方が購入するにはちゅうちょしてしまう金額ですが、通常のトイレの詰まりで専門業者を呼ぶと、5,000円から10,000円くらい?夜間に依頼すると15,000円くらい?掛かる場合もあります。(異物を流してしまったり、汚水管が詰まったりした場合を除く)

今後トイレが詰まってしまったときに、自分で直せることを考えれば、決して高い買い物ではないと思います。不特定多数の方がトイレを利用する施設や店舗の方、小さいお子さんのいるお宅などは、常備しておけばかなり助かりますし、業者を呼ばずに済むので逆に節約になると思います。

数回トイレが詰まったことがあるというお宅、ローポンプスーパープラスを常備されてはいかがでしょうか。

 

 

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