洗面器排水栓の外し方

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これで解決!洗面台排水栓の構造と水漏れを直す方法について

2017年6月23日

洗面台のゴム栓式排水栓(トラップより上の箇所)の構造と水漏れを直す方法について説明します。

 

この記事を読んで分かること

作業難易度 

洗面台ゴム栓式排水栓の構造が分かる

洗面台ゴム栓式排水栓の水漏れの直し方が分かる

 

ゴム栓式洗面台排水栓の構造と水漏れについて

 

ゴム栓式排水栓の構造

 

洗面器排水栓の外し方

 

 

洗面器の排水栓は金属製と樹脂製があります。構造に多少の違いはありますが外し方は同じです。洗面器ボウルの上下にパッキンがあり、スリップワッシャを挟んで、ロックナットで締め付けています(樹脂セはロックナットが一体式)。その下は平パッキンを挟んで袋ナットで接続しています。

 

水漏れする箇所

 

目で見て分かる水漏れは、ロックナットと袋ナット付近の水漏れです。両箇所ともパッキンの経年劣化で水漏れします。三角パッキンは劣化が進むと、爪で引っ掻いた程度でもボロボロと崩れてしまうことがあります。

目で見て分からない水漏れは、排水パッキンの経年劣化による水漏れです。ゴム栓でボウルに水を張った時に、ゴム栓に異常が無いのに水が減るような場合は、排水パッキンの劣化が考えられます。

 

排水栓を外して水漏れを修理する

 

使用する道具

使用する道具

  • トラップレンチ
  • マイナスドライバー

 

一般的なモーターレンチでもOKですが、アルミ製のレンチがおすすめです。軽くて作業がしやすいのと、メッキ加工された袋ナットを傷付けずに外すことができます。一般的なモーターレンチでも、袋ナットをしっかりと挟んで回せば傷は付きませんが、ガタ(遊び)があるので、袋ナットの角をナメてしまうことがあります。特におすすめはTOP工業のトラップレンチです。狭い箇所でも作業がしやすいです。

 

洗面器排水の悪臭

 

 

排水栓の外し方

 

袋ナット付近からの水漏れでは、袋ナットを外して平パッキンを交換すれば直りますが、ここでは排水栓の外し方の手順を説明します。

 

洗面器排水栓の外し方

 

step
袋ナットを外す

 

排水栓を取り外す場合、まず始めに袋ナットを上から見て時計回りに外します。袋ナットが外れると排水テールが外れます。イラストにはありませんが、排水テールの下にはUトラップ管が接続されています。

 

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ロックナットを外す

 

ロックナットを上から見て時計回りに外します。問題なく外せれば良いですが、ロックナットが固着していると、排水栓本体が供回りしてしまうことがあります。パッキンが経年劣化して水漏れしているような場合は、ほぼ固着していると思った方が良いです。

 

洗面台排水栓の外し方

 

このような場合は、ロックナットとネジの間にKURE5-56などの潤滑油を吹付け、5分くらい置いて浸透させた後、片方の手で洗面器の排水口から見える四角い穴(写真参照)にマイナスドライバーなどを差し込み、反時計回り方向に力を加えしっかり押さえ、供回りしないようにロックナットを外します。

 

排水栓は袋ナットとロックナットの2箇所を外せば取り外すことができます。外した箇所のパッキンは、水漏れしていなくても全て交換しましょう。排水栓本体を交換する場合も同じ手順です。

 

 

洗面台排水Sトラップホース交換

 

樹脂製の排水栓も金属製と構造はほぼ同じですが、締め付けナットとパイプが一体となっているものが多いです。手締めで締めてあることが多いので、トラップレンチを使わずに外せます。時計回りに外します。ネジのある樹脂製の部品全てに言えることなのですが、ネジが山違いにならないように気をつけましょう。最初の2~3ネジは慎重に回しましょう。

 

 

【洗面台排水栓の構造と水漏れを直す方法について】まとめ

 

洗面器の排水栓の取り外し方は、袋ナットとロックナットを外すだけなので、とても簡単な作業です。ただ、新品の状態で外す方はいないわけで、外す時は水漏れしている場合で、ほぼパッキンの経年劣化が原因なので、ロックナットが供回りしてしまうことが多いです。説明した手順で過去に一度も外せなかったことは無いので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

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