流し排水トラップ交換

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これで解決!超かんたん180mm流し台排水トラップを交換する方法

2021年5月29日

流しの排水トラップの交換について説明します。水まわりのメンテナンスというと難しく感じる方も多いと思いますが、正しい交換部品を購入することと専用の工具を用意すれば、誰でも簡単に交換することができます。

ここでは大きいサイズの流し排水トラップの交換について説明します。

流し排水トラップ交換部品の選び方

排水トラップの外径サイズ

流し台排水トラップ交換

排水トラップ上部の外径サイズを計測します。114mm、115mm、170mm、180mm、186mmなどのサイズがあります。

ココに注意

排水トラップ本体の長さ

流し台排水トラップ交換

上の写真のような長いタイプと別に短いタイプがあります。短いタイプは大きさが小さくなるので収納内がスッキリしますが、ゴミ受けが小さい浅カゴ使用になります。

その他のポイント

ミヤコ株式会社 HPカタログより

外径のサイズや本体の長さ以外のポイントとして、二槽式のシンクに取り付けてあるタイプ、オーバーフロー付きシンクに取り付けてあるタイプがあります。

ヤマちゃん
ヤマちゃん
交換する際は外径と形が同じものを購入しましょう!

180mm流し排水トラップの交換方法

ヤマちゃん
ヤマちゃん
排水トラップを交換する場合は、ついでに排水ホースと防臭パッキンも交換します。

椀トラップを外して水を抜く

流し台排水トラップ交換

椀トラップを反時計回りに回して、三箇所の凸部分をずらして外します。油やヘドロで固着して回らない時は、カランプライヤ(その他ペンチやプライヤーなど)で丈夫のツマミを掴んで回せば簡単に取り外すことができます。

椀トラップを外したら溜まってい水を雑巾などで拭き取ります。

排水ホースを切断する

流し台排水トラップ交換

排水ホースも新しいものに交換するので、ホースの真ん中あたりで切断します。切断した上側のホースはそのまま残して、下側を防臭ゴムと一緒に引き抜きます。

ココに注意

長いホースが排水管の奥まで差し込んである場合があります。経年劣化して固くなっていると、引き抜こうとしても中々抜けないことがあります。無理やり引き抜こうとすると、排水管内で切れてしまうことがあるので、抜けない場合は力任せに引っ張らずに、ホースを揺すったり回転させたりしながら慎重に引き抜きましょう。

締め付けナットを外す

流し台排水トラップ交換

締め付けナットを外す時は専用の工具があると便利です。締め付けナットの凸部に工具を引っ掛けて時計まわりに外します。

ココがポイント

凸に引っ掛けたら両手で抑えながら回すと外しやすいです。回し始めに「グッ!」と力を入れると簡単に緩みます。

流し台排水トラップ交換

▲写真の排水トラップは亀裂(テープが貼ってある箇所)が入ったということで交換しました。

排水トラップは締め付けナットだけで固定されています。締め付けナットが外れたら、シンク洗い場側から引き上げます。

流し台排水トラップ交換

排水トラップを外したらシンクの汚れをきれいに拭き取ります。この写真ではそこそこサビが発生しています。古くなった流し台だと、ここにピンホール程度の穴が開いてしまっている場合があります。下からライトを当てて穴が開いていないか確認しているところです。

サビて穴が開いている場合は、コーキング剤(防カビが望ましい)を凹部全体に塗って取り付ければ大丈夫ですが、腐食が激しくボロボロになっているような場合は、流し台ごと交換しないと駄目な場合もあります。

新しい排水トラップを取り付ける

流し台排水トラップ交換

外した時と逆の手順で取り付けます。

排水ホースを取り付ける

流し台排水トラップ交換

排水ホースを取り付ける前に、排水プレート、防臭パッキンの順に先に通しておきます。防臭パッキンは先に丁度よい位置を決めてからの方が、あとで床の排水管に取り付けやすいです。防臭パッキンによってはキツキツに取り付けるものもあるので、ずらして位置を合わせるのが大変な場合があるためです。

流し台排水トラップ交換

排水ホースは手締めで反時計回りに取り付けます。

水漏れがないか確認する

流し台排水トラップ交換

全て取り付けたら水漏れがないか確認しましょう。付属の栓をはめてシンクに水を溜め、下から水漏れしないかチェックします。

流し台排水トラップ交換

チェックは二箇所です。本体の締付け箇所とホースの締付け箇所です。

流し排水トラップ交換方法まとめ

流し排水トラップを交換するポイントは

  1. 外径のサイズを測り同じタイプを購入する
  2. 専用工具を用意する
  3. 排水ホースと防臭パッキンも交換する

の三点です。誰でも簡単に交換することができます。たったこれだけの作業でも、水道屋さんに依頼すればそこそこの出費になります。専用の工具を購入したとしても、自分で直したほうがぜんぜん安く済みます。自分でやった方が達成感もありますし、自分でできたという自信にもなって、他の水まわりメンテナンスにも生きてきますよ。

以上、流し台排水トラップ(大きいタイプ)の交換方法についての説明でした。

小さいタイプ(115mm)の排水トラップの交換については、こちらの記事をご覧ください。

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