これで解決!超かんたん 115mm排水トラップを交換する方法

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これで解決!超かんたん 115mm排水トラップを交換する方法

2020年9月6日

 

キッチン流し台の排水トラップには、丸い形であったり、四角い形であったり、外径のサイズも様々なタイプがあります。呼び方についても、排水トラップ、排水栓、流し台トラップ、シンク排水トラップなど、メーカーによって様々です。

ここではアパートなどで多く見られる、115mmの排水トラップの交換方法を説明します。誰でもできる超かんたんな作業なので、わざわざ業者に依頼しないで自分で交換しましょう。起こりうる問題と解決方法についても解説します。

 

準備するもの

 

準備するもの

  • 新しい115mmサイズの排水トラップ
  • 滑り止め付きの軍手(薄いゴム手でもOK)
  • ウエスや雑巾

115mmの排水トラップを交換する場合、あれば便利な道具もありますが、特に無くても大丈夫です。

 

古い排水トラップを外す

 

step
1
水気を拭き取る

排水トラップ交換

 

排水トラップを外した時に水漏れしないように、シンク内、トラップ内の水をキレイに拭き取ります。

 

step
2
排水ホースを外す

排水トラップ交換

 

まず始めに排水ホースのナットを時計回りに外します。ユニオンナット(ナットが回転するタイプ)は、そのまま外すことができます。ホースに固定されているタイプは、排水管からホースを引き出してから外します。

 

ココに注意

排水ホースを引き出す場合は、ホースにヘドロが付着していますので、ホースの汚れをキレイに拭いてから引き出しましょう。横着をすると後で後悔します。

 

step
3
排水トラップを外す

排水トラップ交換

 

排水トラップが取り付け方は単純で、上下の部品がねじ込み式で、シンクを挟むように取り付けてあるだけです。

排水トラップの本体を時計回りに外します。写真では撮影のため片手のみが写っていますが、両手でしっかりもって行います。この時、素手で回すことも可能ですが、滑り止め付きの軍手や薄手のゴム手袋があると、滑らずにしっかりホールドして回しやすいです。

パッキンが劣化していたりネジが固着していたりすると、上下の部品が一緒に回ってしまうことがあります。一度共回りしてしまうと、そのまま外すのは困難です。その場合は専用の締付け工具があると便利です。

 

 

排水トラップ交換

 

4箇所の溝に引っ掛けて外すことができます。片手で下側を押さえながら外します。私はこの道具は持っていないので、軍手をした拳を突っ込んで固定しながら外したり、邪道ですがシャーパーで切断してしまいます。この道具があればもっと楽だったのかも知れませんね。

 

 

排水トラップ交換

 

新しい排水トラップを取り付ける

 

step
1
上部オスネジの部品を合わせる

排水トラップ交換

 

間にパッキンを入れて、シンクの凹みに上部の部品を合わせます。(この写真ではカゴが取り付けてありますが、しめつけ工具を使用する場合はカゴを外して行います。)

 

step
2
下部メスネジの部品を締め付ける

 

排水トラップ交換

 

上にパッキン、下にスリップワッシャーをセットして、反時計回りにしっかりと締付けます。手締めで大丈夫です。スリップワッシャーが無いと、締め付けた時にパッキンがよじれてしまうので、忘れないようにセットします。締め付け時の摩擦抵抗を無くし、滑りを良くする役目をしています。

 

さらに詳しく

排水トラップ交換

排水トラップを購入すると、スリップワッシャーやパッキンは、取り付ける順番にセットされています。今回購入した排水トラップは、上のイラストの順番でセットされていました。スリップワッシャーは一番上にセットされているので、しめつけ工具を使用して、上部の部品を締め付ける前提なんですね。

メーカーによっては、下側にスリップワッシャーがセットされている排水トラップもあります。私はしめつけ工具を使用しないで、下側から締め付けた方が作業しやすいので、その方法で説明しています。

 

step
3
排水ホースを取り付ける

排水トラップ交換

 

排水トラップを取り付け終わったら、排水ホースを反時計回りに取り付けます。※今回使用した排水トラップは、ホースの取り付け径が50Aなので、50A×40Aの異径アダプタを使用しています。

 

排水トラップ交換

 

115mmの排水トラップには、ほとんど写真のような菊割れゴムが付属していますが、このゴムだとイマイチ吸い込みが悪いので、別売りの排水目皿をおすすめします。

 

115mm排水トラップ交換のまとめ

 

取り付けの仕組みが分かれば、排水トラップの交換は誰でもかんたんに行うことができます。一連の工程の中で一番ポイントになるのは、古い排水トラップを外す作業だと思います。ちょっと固かったり、共回りすることがあるかも知れません。どうしても外せない場合は、切断してしまえば良いだけのことなので、全く問題はありません。無駄なお金を掛けないで済むように、自分で交換してみましょう。

 

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