排水管の詰まり

台所

これで解決!戸建住宅のキッチン排水管の詰まりを手作業で直す方法

2016年5月9日

 

戸建住宅のキッチン排水管の詰まりを手作業で直す方法について説明します。

キッチンの排水詰まりと言っても、排水ホースの詰まり、メインの排水管の詰まりなど詰まる箇所は様々です。ここではメインの排水管が詰まった場合の説明になります。

正直なところ排水管の詰まりを直すには、高圧洗浄で直すのが一番の方法で、早く確実に直すことができます。ただ、プロが使っているような高圧洗浄機を購入するのは非現実的ですよね。あくまでも一般の方がお金を掛けずに直す原始的な方法です。ただし、条件が限られた直し方なので、すべての住宅で行える方法ではありません。

比較的手に入れやすいケルヒャー高圧洗浄機でも詰まりを直すことは可能なので、そちらに興味がある方は、こちらの記事をご覧ください。

 

ケルヒャー高圧洗浄機 排水管
ケルヒャーの高圧洗浄機で排水管の詰まり除去を考える

続きを見る

 

 

排水管の詰まりを手作業で直す

 

これから説明する方法は、高圧洗浄機を使用せずに、実際に手作業で詰まりを解消してみたお話です。

 

キッチン排水管のつまり

 

▲戸建住宅での流し台からの排水管経路と詰まっている箇所

 

現場の状況

 

流し台の下から外桝の出口まで曲がりが4箇所です。出口の排水トラップ(エルボ)は外す事ができるので、実質3箇所になります。距離は約3mです。この現場だけでなく、殆どの場合は、上のイラストの赤線付近から上流側の曲がり付近に油の塊が堆積します。

 

準備したもの

 

○硬めのホース(長さは、ホースがつなげる近くの水栓から外桝まで届く長さで、さらに排水管に挿入する長さ2mから3m分くらいを足した長さが必要。)
○ホースバンド
○フレキ管10cm(挿入するホースの先端に差し込む)
○ハリガネハンガー(かなり活躍する強力な武器)
○ゴム手袋

 

水道の圧力とホースで崩して直す!

 

作業の準備
  • 桝から一番近い水栓にホースをつなぎます。作業中にホースが抜けないように、ホースバンドで固定します。
  • 挿入するホースの先端に、10cmくらいのフレキ管を差し込みます。これは僅かでも水圧が増すのと、油の塊に突き刺す効果があります。フレキの先端をつぶせば更に水圧が増します。
  • 手頃なところでは、ハリガネハンガーを直線に伸ばして、油の塊を引っ掛けられる様に先端を加工します。またはバールのような棒状の道具があると便利です。

 

キッチン排水管のつまり

 

 

作業手順

 

できるだけ曲がりを減らすために、桝のエルボを外します。まれに糊付けされている場合がありますが、殆どの場合差し込んであるだけなので、外してしまいましょう。

次にホースを入るところまで差し込み、蛇口を全開にして水を流しながら、ハリガネハンガーやバールの届く範囲の油を掻き出します。ある程度掻き出したら、次にホースを押し込んでいきます。

排水管内部には、まだ油の塊がこびり付いているのでホースは入り辛いと思いますが、入れて引いて入れて引いてを繰り返し、油の塊を崩すイメージでホースを少しずつ進めていきます。

その途中でも油の塊はボロボロと出てきますので、やりがいを感じながら作業ができます。ハリガネハンガーと併用しながら作業すると良いです。

 

 

詰まりが集中する箇所は、出口から大体1~2mくらいなので、ハリガネハンガーが届かなくなったらホースで掃除をします。

完全に詰まっているところが一部でも貫通すると、ホースから出ている以上の量の水が、ドバーっと出てくる瞬間があります。取り敢えず一部でも貫通したら、キッチンの水栓を開けて、水を流しながら作業すると効率良く掃除できます。(ホースの水も出したままです)

流し台までの大体の距離と、ホースの長さはを確認しながら入れ進めていくと、黒っぽいor茶色っぽい、柔らかな汚れが出てくるようになります。これが出てくるところまで到達したら、もうそこまででOKです。

あまり奥まで入れると、流し台の下から水が噴き出してしまうので注意しましょう。ここまで時間を掛けて作業してくると、指先で感覚が分かるようになります。

「ここは排水管の曲がりだな!」とか、「この柔らかい様な固いような感覚は、まだ油の塊があるな!」とか分かるようになってきます。異物に当たる違和感が無くなるまで作業します。

 

ヤマちゃん
まだ油の塊が残った状態でキッチンの蛇口を全開にすると、溢れてしまう可能性がありますので、様子を見ながら適度に流しましょう。

 

私はこの作業で1時間30分くらい掛かりました。かなり腰にきますので、休み休みやった方が良いですね。

 

上手くいくことばかりではない

 

排水管のサイズは75mmが限度です。50mmの排水管だと曲がりをホースが通過することができません。また、写真のようなホースではクネクネと潰れてしまうため、ワイヤー入りの硬めのホースと併用しながら作業した方が良いです。

 

塩ビ桝の場合

 

 

キッチン排水管のつまり

 

今まで説明した作業はコンクリート桝での話ですが、上記のような塩ビ桝の場合ですと、図の青い線の箇所に油が固まります。掃除口が設置してあるタイプであれば、掃除口のフタと本体のフタを開けて両方から洗浄すれば、比較的簡単に油の塊を除去できます。桝から上流側を掃除する場合は、掃除口から図の様にホースを入れます。

右の様に掃除口が無い場合は、本体のフタを開けたところから掃除しますが、狭い範囲で曲がりが2箇所あるため、横引きの排水管にホースを差し込むのはかなり困難です。

 

基本的にはトラップのある箇所には掃除口を取り付けないといけない決まりがあるので、ごくまれなケースになります。

 

まとめ

 

何事もそうなのですが、作業するときは想像する事が大切だと思います。排水管の経路や詰まっている箇所をイメージして作業していると、油の塊が出てきた時に、「少しずつ直ってるんだ!」と実感しながら作業することができます。

手作業で直す場合、排水管のサイズや排水管の曲がりの数が最も重要になってきます。二箇所くらいの曲がりでもホースを差し込むのはかなり困難な場合があります。なので、全ての排水管の詰まりに対応できるのか?と言われたら、残念ながら「No!」です。

ケルヒャーの高圧洗浄機を使った直し方を検討されてみては如何でしょうか。こちらの記事をご覧ください。

ケルヒャー高圧洗浄機 排水管
ケルヒャーの高圧洗浄機で排水管の詰まり除去を考える

続きを見る

Twitter
\この記事が役に立ったらフォローしよう!/

スポンサーリンク

関連コンテンツ

-台所
-

© 2020 かんたん!自分で直す水まわり