簡単!誰でもできる!ウォシュレットTCF6621を自分で交換する方法

2017年6月17日

ウォシュレットに慣れてしまうと、ウォシュレットの無いトイレには入れなくなってしまいます。それくらい生活に欠かせないものとっています。内閣府経済社会研究所景気統計部の令和3年3月の報告書によると、ウォシュレット等の温水洗浄便座の一般家庭での普及率は80.3%です。これはカラーテレビ、携帯電話(スマートフォン、スマートフォン以外)、ルームエアコンに継いで、4番目の普及率です。

ここでは温水洗浄便座の取り付け、交換方法について説明します。ちなみに「ウォシュレット」はTOTOの商品名で、Lixilは「シャワートイレ」、パナソニックは「ビューティトワレ」、東芝はカタカナ商品名は無く「温水洗浄便座」です。交換する機種は、TOTOウォシュレットSB TCF6621です。

今回は古いウォシュレットから新しいウォシュレットに交換する説明ですが、普通便座から新しくウォシュレットに交換する場合も、概ね作業方法は同じです。

 

この記事を読んで分かること

自分で交換する難易度 

ウォシュレットの取付方法が分かる

 

使用する道具

 

使用する道具

  • 便座締付工具(カランプライ、ウォーターポンププライヤーでも可能)
  • プラスドライバー #2
  • マイナスドライバー(ドライバー式止水栓の場合)
  • モンキーレンチ×2(ストレート止水栓の場合)

 

 

古いウォシュレット(または便座)と金具類を取り外す

 

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止水栓を閉める

 

ウォシュレットの交換方法

 

作業を行う前に止水栓を時計回りに閉めます。ハンドルが固くて閉められない場合は、こちらの記事をご覧ください。

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ツバ付き給水管を取り外す

 

ウォシュレット交換

 

ロータンクに接続されているツバ付き給水管を取り外します。上側の袋ナットモンキーレンチでを反時計回りに外します。この時、ボールタップが供回りしないように、片手でボールタップを押さえながら外します。

次に分岐金具を片手で押さえながら、ツバ付き給水管の下側の袋ナットを反時計回りに外します。ツバ付き給水管内に残っている水が垂れてくるので、下に小さめの洗面器などの水受けを置くか、タオルなどで養生しましょう。

 

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分岐金具を取り外す

 

ウォシュレット交換

 

ツバ付き給水管を引き抜き(写真では引き抜いていませんが)ます。次に分岐金具を取り外します。ウォシュレットにつながっている給水ホースと、止水栓に接続している袋ナットを反時計回りに外します。

 

ココに注意

上の写真は壁側に取り付けてあるアングル止水栓ですが、床から立ち上がるストレート止水栓の場合は、片方のモンキーレンチで止水栓の六角部分を固定しながら、もう片方のモンキーレンチで分岐金具の袋ナットを反時計回りに外します。これは縦の給水管が供回りしないようするためです。

 

ウォシュレット本体を外す

 

 

古いタイプのウォシュレットや普通便座は、左右の2箇所、プラスチックのナットで固定されています。上から見て時計回りに便座締付工具で外します。便座締付工具は専用工具だけあってとても使いやすいですが、カランプライヤやウォーターポンププライヤーでも外すことはできます。ナットは廃棄するので、掴み傷が付くことは気にせずに外しましょう。

 

主婦さん
ウォシュレットを外すと便器はかなり汚れています。誤ってかけてしまった小便が、隙間から入り込んでいます。臭いがキツイのでトイレ用洗剤で念入りに掃除しましょうね。

 

新しいウォシュレットを取り付ける

 

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ベースプレートを便器に取り付ける

 

ウォシュレット交換

 

便器はレギャラーサイズ(普通サイズ)とエロンゲートサイズ(大形サイズ)があります。便器の大きさに合わせて、矢印の位置を調整します。写真の便器は普通サイズなので、一番手前に合わせてあります。

付属の説明書記載の位置を参考にして取り付けますが、便器のメーカーにより微妙に大きさが違ったりしますので、取り付ける便器の大きさに合わせて位置を調整しましょう。ベースプレートのボルトを左右の穴に差し込み、プラスドライバーで時計回りに締めて固定します。

 

ココがポイント

複数のネジやボルトを締め付ける基本ですが、上下左右、対面にバランスよく均一に締め付けていきます。どちらか1箇所を本締めしてしまうと、片側に負荷が掛かってしまい、プラスチックなどは変形や破損の恐れがあるためです。

 

 

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分岐金具を接続する

 

止水栓の上に同梱されている分岐金具を取り付けます。分岐金具にはシートパッキン(ノンアスパッキン)が2つ付属していますので、止水栓と分岐金具の接続箇所、給水管とボールタップの接続箇所に使用します。

袋ナットにパッキンをセットし、分岐金具を片手で押さえながら袋ナットを時計回りに締め付けます。分岐金具の向きは、ウォシュレットの給水ホースに負担が掛からない位置で決めましょう。

分岐金具の向きを決めて袋ナットを固定したら、給水ホースの袋ナットを時計回りに締め付けます。この時も同様に給水ホースを片手で押さえながら締め付けましょう。

 

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給水管を接続する

 

ツバ付き給水管がそのまま使える場合

ウォシュレット交換

 

始めに外したツバ付き給水管がそのままで使えれば、パッキンを交換して接続します。ボールタップと給水管の接続には、付属のシートパッキン(ノンアスパッキン)を使用します。分岐金具と給水管の接続箇所の差し込みパッキンは別に用意します。古いパッキンの再利用は水漏れする可能性が大きいので、必ず新しいパッキンに交換しましょう。

 

 

 

ツバ付き給水管が長い場合

シングルレバー混合水栓交換

 

ツバ付き給水管が長い場合は、小型のパイプカッターがあれば切断することができます。止水栓に差し込んだ状態で、ボールタップの位置に合う長さに切断します。

 

フレキ管に交換する場合

フレキ管

 

フレキ管に交換する場合に一番望ましいのは、フレキつば出し工具で丁度よい長さに加工することですが、そのためだけに工具を購入するのは現実的ではありません。ある程度の長さを測って、近いサイズの既製品のフレキ管を購入し取り付けます。多少長めでも合うように曲げることができます。

※上の写真は専用工具で加工して、長さをピッタリ合わせてあります。

 

フレキホースに交換する場合

TOTOのフレキホースは4種類の長さがありますので、丁度良い長さを選んで取り付けます。但し、ホースは硬で、短めだと折れてしまうことがありますので、多少の余裕があるサイズを用意しましょう。

また、取り付けの際に注意することがあります。ボールタップの接続で、袋ナットを本締めすると、ホースが供回りして捩れることが多いです。ホースのカシメ金具の部分をプライヤーなどで掴んで、袋ナットを本締めすれば捩れませんが、そうするとそこで両手が塞がりボールタップを押えることができなくなります。フレキホースはボールタップが供回りすることが多いので気を使います。

 

重要ボールタップに接続する袋ナットの締め付けについて

 

ボールタップが動いてしまうと

 

ボールタップに接続している袋ナットを外すときや締めるときは、必ずボールタップを手で抑えて作業しましょう。ボールタップが一緒に動いてしまいます。動いてしまうとボールタップの浮き玉がタンクの壁に当たり、浮き玉の支持棒がネジのところから曲がってしまいます。古いと折れてしまうこともあります。写真のようにタンクの蓋を外した状態でしたら異常に気が付きますが、蓋を置いた状態で締め付けると、ボールタップの供回りや支持棒の変形に気が付かないことが多いです。特ににフレキホースを使用している場合は(上の写真)、ボールタップを供回りさせてしまうことが多いです。

 

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ウォシュレット本体を取り付ける

 

洗面台排水栓の外し方

 

ベースプレートの左右の溝と本体の位置を合わせて、「カチッ」と音がするところまでスライドさせるとロックされます。

 

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給水ホースを接続する

 

ウォシュレット交換

 

本体を取り付けたら給水ホースを接続します。ホース先端の金具にはパッキンがセットされているので、そのまま分岐金具に差し込んで袋ナットを時計回りに締めます。

 

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ウォシュレットに通電する

 

最後に電源をコンセントに差し込みアース線を接続します。コンセントにアースがない場合に、たまに給水管にアースを巻きつけてあるのを見掛けますが、最近の住宅は樹脂製のパイプが使用されているため、アース線を巻く意味がありません。また、金属の給水管に巻きつけると、電蝕を起こして管にピンホールができることがあります。コンセントにアースがある場合は必ずつなぎ、無い場合はアース付きのコンセントを取り付ける工事を依頼するのが望ましいです。あまり大きな声では言えませんが、アースを接続していないところが多いのが事実です。

通電させたら、取扱説明書を読みながらテストを行います。あとは自分好みに設定しましょう。

 

【誰でもできる!ウォシュレットTCF6621を自分で交換する方法】まとめ

 

DIYでウォシュレットを取り付ける場合、一番のポイントになるのは、分岐水栓から上の給水管の接続だと思います。ツバ付き給水管の切断やフレキ管の作成など、プロには何でも無い作業ですが、それは道具があってのこと。DIYで取り付けされる方も、道具さえ用意できればなんて事はありません。ただ、このためだけに道具を購入するのも現実的では無いので、ボールタップの供回りにさえ気を付ければ、フレキホースを使うのが一番簡単かもしれません。

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