スポンサーリンク

今日はウォーターハンマー(水撃作用)のお話しです。ウォーターハンマーとは、蛇口のハンドルを閉めた時、シングルレバーを閉じた時、全自動洗濯機の給水が止まる時、トイレの給水が止まる時など、「ガツンッ!」とか「コンッ!」とか、トイレだと「コンッココココ…」と音がする現象です。

「大丈夫かな?これ?」と気になる音ですよね。アパートなんかだと近所迷惑にならないか?と考えてしまいますよね。

なぜ音がするのか?どうしたら直すことができるのか?自分で直すには?についてお話ししたいと思います。

ウォーターハンマーの原因

水道管内の水流を急に止水することにより、水の慣性で管内に衝撃と高い圧力が掛かる現象です。

壁内や床下の配管がしっかりと固定されていなかったり、固定されていても、壁に振動が伝わり衝撃音がします。

地域の水圧も影響することがあると思いますが、その地域それぞれの御宅で、全く音がしないという御宅もあるわけです。

どうしたら衝撃音が無くなる?

まずは配管をしっかり固定したら?ということですが、床下なら収納ボックスを外して無理な体制で床下に潜り、ホフク前進で進み何とか配管までたどり着いて固定することができるかもしれませんが、基礎コンクリートによってたどり着くことができない場合もあります。

壁裏はどうか?壁を壊すなんてことはできませんよね。大事になるしお金も掛ります。

そうすると、とりあえず水道メーターの元栓を絞って調整してみる、ということになります。

これで音は改善される場合もありますが、全体的に水量が少なくなってしまったり、給湯器が点火しなくなってしまったりすることもあります。

ウォーターハンマーを自分で直す

お金を掛けずに直すなら、前述したとおり、先ずは水道メーターの元栓を絞ってみます。

各蛇口の水の出が問題なく、お湯も普通に使える状態で、音も消えたならそれでOKです。

だめだったら・・・

水撃防止器というものがあります。

個人的にはこれを取り付けるのが一番オススメです。ウォーターハンマーの衝撃を吸収するしくみになっています。

カクダイ ボンパミニ

カクダイのボンパミニ(ウォーターハンマー防止器)は4機種あります。

止水栓補助型643-402
デッキタイプの混合水栓やトイレの止水栓の上部に取り付けるタイプです。
配管取付型643-502
急閉止弁に一番近い配管のコーナーに取り付けるタイプです。水道管や給湯管その物を組み替える必要があるためオススメしない型式です。
配管取付型643-602
壁に取り付けるタイプの混合水栓の取付脚に取り付けるタイプです。取り付けには別売りの分水つぎてセットが必要です。
止水栓上部型643-802
洗濯水栓や止水栓の上部に取り付けるタイプです。

 

ウォーターハンマー防止

 

 

4つのタイプから用途に応じて選ぶわけですが、一番かんたんに取り付けられるのは止水栓上部型643-802です。上の図は洗濯水栓の上部に取り付けた場合です。トイレの止水栓、洗面台の混合水栓の止水栓、キッチンも混合水栓の止水栓など、ほぼこのタイプで補うことができます。

洗濯機付近で音がするなら、洗濯機用水栓のスピンドルやコマパッキンを含めた、ハンドル一式を取り外し、水撃防止機を取り付けるだけです。

本体が持ち手になるので、通常のハンドルの様に使えます。洗面台やキッチン流し台、トイレ付近で音がする場合は、止水栓に取り付けます。

スポンサーリンク

 

ウォーターハンマー防止

あともう一つ、壁に取り付けてある水栓の場合は、配管取付型643-602を取り付けます。別売りの分水つぎてセット0107が必要です。

分水つぎてセット0107では合わないTOTO製の水栓には、分水つぎてセット0107Tが必要です。TOTO製の水栓の場合は品番で合うタイプを調べてから別途購入しましょう。

洗面台の止水栓に取り付ける

 

ボンパミニ水栓上部型

取り付けるタイプは水栓上部型1643-802です。水側・お湯側どちらでも取付が可能です。今回はお湯側で異音がするため、お湯側の止水栓上部に取り付けました。

ボンパミニ取り付け

止水栓をバラすので水道メーターの元栓を閉めます。ドライバー式止水栓の上部一式(袋ナット、スピンドル、水栓コマ)を反時計回りに取り外します。止水栓が固着して回らないときは、こちらの記事をご覧ください。

 

洗面台ボンパミニ取り付け

 

袋ナットやスピンドルが固着していると、止水栓本体やその先の配管に負荷が掛かり、ともまわりしてしまったり、変形する可能性があるため、必ず止水栓をモンキーレンチなどで固定して外しましょう。

写真には写っていませんが、止水栓の上部を外すときは下に洗面器などの水受けを置きましょう。

 

ボンパミニを洗面台の止水栓に取り付ける

ボンパミニを取り付けます。先にスピンドル部分をねじ込み袋ナットを締め付けます。袋ナットを締め過ぎるとボンパミニの本体が固くて回しづらくなるし、ゆる過ぎると水漏れしますので、丁度よい締め具合で調整しましょう。固くなく回せる位置で5分位放置して水漏れしないか確認しましょう。

ボンパミニ本体は通常のハンドルのように止水栓の開閉ができます。

全開にしてしまうと、年月とともに固着して回せなくなっしまうため、全開にしたあとに必ず半回転戻しましょう。

まとめ

上記の洗面台の衝撃音は、マンションの貯水槽方式を廃止して直結増圧式(水道管からの水をポンプで増圧して送水する)になったため、以前より水圧が強くなりウォーターハンマー現象が発生していました。今回、ボンパミニを取り付けたところ衝撃音はほぼ無くなりました。

ボンパミニなどのウォーターハンマー防止器は、水撃を緩和するための器具です。建築構造や配管の固定の仕方によって衝撃音が解消されない場合もあります。

もしもコン!!という水撃音でお困りでしたら、ぜひ試してみてくださいね。解消されると思います。

スポンサーリンク

関連コンテンツ