解決!シールテープの巻き方と巻く方向

2016年4月14日

壁付タイプの混合水栓や止水栓を交換する時など、シールテープを使う機会はちょくちょくあります。この記事ではシールテープを巻く箇所、巻き方、応用方法などについて説明します。

 

この記事を読んで分かること

シールテープの巻き方の難易度 

シールテープを巻く箇所、必要ない箇所が分かる

シールテープの巻き方が分かる

シールテープの応用方法が分かる

テーパーねじと平行ねじについて

 

シールテープは雄ねじに巻き付けて水漏れを防ぐためのものですが、どんなねじにでも巻けば良いというものではありません。ねじのタイプは二種類あります。先端に向かってテーパー状に細くなる「テーパーねじ」と、先端まで同じ太さの「平行ねじ」です。シールテープを巻くねじは「テーパーねじ」です。「平行ねじ」は先端にパッキンを挟んで水を止めます。

水まわりでの平行ねじの例としては、トイレのボールタップ、フレキ管の接続に使用するフレキニップル、台付水栓など、パッキンを挟んで袋ナットで固定するねじです。これらにはシールテープは巻きません。

 

シールテープの巻き方は簡単な様で難しい?

 

シールテープの巻き方

 

シールテープはただ巻くだけのことですが意外と奥が深いです。巻き方の基本はあるのですが、メーカーの違いによるシールテープ自体の厚みの違い、ねじ込むオス側の材質やサイズの微妙な違い、メス側の劣化や摩耗など、ケースバイケースで巻く回数が変わってきます。

巻き方自体にもコツがあり、テンションを掛けずに巻いてしまうとねじ込む時にテープが一緒に回ってしまったり、多めに巻いてしまうと見栄えも悪くなります。

そんな意外と奥の深いシールテープですが、基本を覚えて何回か失敗を繰り返せばコツがつかめると思います。

 

シールテープの巻き方のコツ

 

シールテープはネジの先端1~2山残した位置から時計回りに巻く

 

ココがポイント

ネジの先端二山を残したところから、指でしっかり押さえて、ズレないように、千切れない程度にテンションを掛けながら、時計回りに丁寧に巻きます。先端の端から巻いてしまうと、内部でテープがちぎれて目詰まりしたり、逆に巻いてしまうと、ねじ込んだときにシールテープがほどけてグチャグチャになるのでこの巻き始めと巻き方向は重要です。

 

シールテープの巻き方

 

シールテープは先端が細くなる様にテーパー状に巻く

 

メスネジにしっかりと食い込む様に、テーパー状に巻きます。

 

ココに注意

テーパー状じゃない巻き方をすると、ねじ込んでもテープが食い込まずに、せっかく巻いたテープが空回りしてしまうことがあります。

 

 

シールテープは何回巻くのか?

 

人によっては5巻き、8巻き、12巻きとか様々ですが、冒頭でお話ししたとおり、その都度状況により変わってきます。経験上、お湯側の方が多めに巻かないといけない場合が多いです。古い建物の場合、銅管とライニング管の材質の違いがあるのかも知れません。

基本8巻くらいで取り付けてみて、水漏れしないベストな状態を見つけます。テープを巻く時はズレ防止のため、ある程度テープにテンションを掛けて巻きます。あまりテンションを掛け過ぎるとテープが切れてしまうので適度にテンションを掛けます

巻終わったら手でネジ山に指で馴染ませます。

ココがポイント

巻いたテープをネジ山の形が分かるくらいに指先で馴染ませます。こうすることにより、しっかりとメスネジに食い込んでくれます。

 

シールテープの巻き方

 

シールテープと液状シール剤(ヘルメシール)

 

新品同士の接続では私の経験上、液状シール材(ヘルメシール)は必要ありませんが、古いねじだと何度巻き直しても水漏れすることがあります。また、テンション不足で巻き方が浅いとねじ込んだ時にシールテープが供回りしてしまうことがあります。この様な場合はヘルメシール(液状のシール剤)を塗布し、その上からシールテープを巻くとズレや供回りの防止にもなりますし、何度やり直しても水漏れを起こすというようなことが無くなります。

ネジ部分に直接ヘルメシールを薄く塗り、その上からシールテープを巻きます。あまり多く塗るとはみ出して汚くなったり、ガチガチに固まって次に外したい時に外すのが大変になりますので、薄く丁寧にのばして塗ります。

ココに注意

ヘルメシールだけでシール材の役目をしますが、次に外したい時にガッチリ固着してしまい、配管も一緒に外れてしまうことがありますので、必ずシールテープと併用しましょう。また、液状シール材を使った接合部は、雑に塗布するとはみ出して見栄えが悪くなるので、はみ出さないように塗布するのがベストですが、多少はみ出してしまった場合でもカバーで隠れるように塗布するのが望ましいです。

主婦さん
液状シール剤はネットやホームセンターで購入できます。プロがよく使用しているのはヘルメシールです。ヘルメシールは粘度が高く、手や周りの物に付着すると汚れが落としづらいので、その辺に垂らさないように注意しましょう。

 

 

シールテープを巻くときに絶対にやってはいけないこと

 

ココに注意

壁付混合水栓の取り付け脚などで、ねじ込み過ぎて位置がずれてしまった場合、一度ねじ込んだものを逆に戻してはいけません。ネジ山に食い込んだシールテープが無駄になります。逆に戻してしまった場合は最初からやり直します。

 

シールテープを応用した使い方

 

本来シールテープはテーパーねじに巻いて水漏れしないように使用するものですが、使い方次第ではパッキンの代用として使うことができます。紐状に捩って巻き付ければパッキンの代わりになる使い方もできます。

こちらの記事は一例ですが参考にして下さい。

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【シールテープの巻き方と巻く方向】まとめ

 

シールテープを巻く回数は大凡の目安はありますが、メスねじ側の摩耗の状況、オスねじのメーカーの違いによる僅かな個体差などで、微妙に変わってきますので、この巻き数で正解!というのはありません。巻き数が足りずに水漏れしたり、巻き過ぎて見栄えが悪くなったりということはプロでも良くあることです。それでも何度か失敗してやり直していくうちにコツが分かってきます。結果的には水漏れしなければ良いわけですから、あまり難しく考えずに失敗しながら慣れましょう。

 

ヤマちゃん
リールにテンションを掛けながらラインを巻くのと感覚が似ているので、釣りをやる方は上手いかもしれません。

 

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