水栓から水漏れしていて、洗濯機の水栓ハンドル、2ハンドルの混合水栓のハンドル、止水栓のハンドルなど、固くて外せないことってないですか?
水漏れの原因である上部パッキンを交換したいのに、握りの部分が固くて外れないために交換できないとか。
ほぼ100%確実に外す方法があります。困った時はぜひ試してみてください。
固くて外れないハンドル
ハンドルの根元から水漏れする場合、袋ナットのゆるみか、上部パッキンの劣化によるものです。普通なら超カンタンに交換できてしまう箇所ですが、古い水栓だとハンドルが固着して、うんともすんとも外れないことがあります。
ハンドルを外そうとネジを外しても、ハンドルは固着してスピンドルから外れません。
こうなってしまうと素手で外すのは困難です。裏側にタオルなどでガードして、ハンマーで叩いて外れることもありますが、ハンドルにキズや凹みができてしまうことがあるし、安定して叩けません。
かんたんに外す方法
ハンドルを固定してあるネジを外したら、CRC CRE556などの潤滑油を吹いて馴染ませます。
別に叩き用のネジを用意して、仮で取り付けます。
ココがポイント
2.5cmくらいの長さがあると作業しやすいです。ネジのサイズはW3/16です。
スピンドルが抜けるようにハンドルを固定するのですが、カランプライヤーが使いやすいです。ハンドルでぶら下げるような状態にします。段差のあるところでカランプライヤーを足で固定しします。下にタオルなどを敷いた方があカランプライヤーに傷がつきません。
足で固定する場所は縁石のようなところがベストです。ハンマーでネジの頭を軽く叩きます。
素手ではあれだけ外れなかったハンドルが、いとも簡単に外れますよ。100%外れます。
今回の作業は洗濯水栓や止水栓のハンドルですが、2ハンドル混合水栓のハンドルを固定している部品も外す事ができますよ。
そういう場面に遭遇したら、一度お試しください。
