見たことがある方もいらっしゃるでしょうか?むかしの排水管は、一般家庭でも陶管が使われていましたよね。いわゆる土管(どかん)です。朱色の陶器の管ですね。最近でもたまに目にすることがあります。

現在はほとんど塩ビ管が使用されています。塩ビ管の方が軽くて加工もしやすいし、保管も楽、陶器よりも破損しづらい、水の流れもスムーズでコストも安いという理由からでしょうか。

ただ、この陶管が使われていた頃は、排水管が詰まるということが、あまり無かったそうです。塩ビ管はパイプと継手で自由に接続しやすいので、狭いスペースを活かして、邪魔なものを避けて曲がりが多いことがあります。

陶管は室内の流し台から、ズドーンと真っ直ぐ外へ出てるだけなので、詰まらなかったのでしょう。それと現在の塩ビ管の様に、排水の出口にトラップが無かったのも詰まらなかった要因だったのでしょう。

 

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排水が詰まらない代償

そんな詰まり辛い陶管も、たまに詰まることがあったそうです。破損して潰れてしまうということは除外して、それ以外ではネズミが詰まることがあったそうです。

それと、むかしの浴槽は土間の上に置いてあるだけだったので、その下の排水口と外の下水桝を、ネズミが自由に行き来していたそうです。ネズミが入ってこられるなら、ゴキブリやハサミムシも入り放題です。

田舎のおばあちゃんの家に泊まりに行くと、風呂にカマドウマ(便所コオロギ)が居たのもこのせいでしょうか。今でも下水桝のフタを開けると居ることがありますからね。

また下水管内部の臭いも筒抜けですよね。排水が詰まり辛いということの代償は、害虫フリー、悪臭フリーだったんですね。

 

詰まりを防止するのか、悪臭や害虫を防止するのか

 

排水トラップの役目

 

詰まりづらくするために、よく排水エルボを外しているのを見掛けます。これくらいの高さだとネズミは余裕で入ります。ゴキブリなんて自由自在です。当然臭いも入ります。
やっぱり排水トラップは取り付けるべきでしょうね。害虫やネズミは気持ち悪いだけでなく、病気も運んで来ますからね。

 

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最近の建物で、塩ビなのにトラップがないケース

最近の建物は自治体にもよりますが、詰まり防止とスムーズに排水させるために、二重トラップにならないように直接放流するパターンもあります。マンションなどは外桝にトラップを付けていないですね。

この場合は、室内で封水するように施されています。キッチン、風呂、洗濯、洗面台、トイレなど排水トラップで封水し、キッチンの排水は排水ホースを使用せずに直結になっています。洗面台は袋ナットで固定しています。

これで通常の使用では臭いを防ぐことができます。ただし、ネズミやゴキブリは直ぐ下まで入って来ることができる状態です。また、キッチンのゴミ受けとトラップを外すと当然臭いがします。ハートの形をしたチョウバエが出てくることもあります。

 

排水トラップの役目

 

 

Kパパ

外桝でトラップを取り付けるタイプの排水管には、しっかりとエルボを取り付けて使用しましょう。

以上、個人的には虫やゴキブリやネズミが入ってくるよりも、詰まった方がマシ!というお話しでした。

 

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